OS X 10.10 Yosemiteを仮想環境(VirtualBox VM)にインストールするための作業備忘録(アプリの動作チェック)
気になるライセンスは….
OS X Yosemiteの使用許諾契約(このMacについて→ウィンドウ下部の”使用許諾契約”をクリック)を確認すると
お客様が所有または管理する各Macコンピュータの仮想オペレーティングシステム環境内で、Appleソフトウェアの最大2つの追加コピーまたはインスタンスをインストールし、使用し、稼働させることができます。
これらは、(a)ソフトウェア開発、(b)ソフトウェア開発中の試験、(c)OS X Serverの使用、または(d)個人的、非営利的使用を目的として行うことができます。
事前準備
- https://www.virtualbox.org/からVirtualBoxをダウンロード、インストール。
- App StoreでOS X 10.10をダウンロードしておく。アプリケーションフォルダに「OS X Yosemite インストール.app」とあればOK。
OS X Yosemiteのインストールディスクイメージ(.dmg)を作成
(1)iesd(https://github.com/ntkme/iesd/)をDownload ZIP
(2)ダウンロードしたzipファイルをデスクトップへ解凍(iesd-master)
(3)ターミナル.appで以下のコマンドを1行づつ実行
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
cd Desktop/iesd-master iesd -i /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app -o yosemite.dmg -t BaseSystem hdiutil convert yosemite.dmg -format UDSP -o yosemite.sparseimage hdiutil mount /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app/Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg hdiutil attach yosemite.sparseimage -readwrite cp /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/BaseSystem.* /Volumes/OS\ X\ Base\ System/ hdiutil detach /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/ hdiutil detach /Volumes/OS\ X\ Base\ System/ hdiutil convert yosemite.sparseimage -format UDZO -o yosemite_install.dmg |
(4)iesd-masterフォルダ内に”yosemite_install.dmg”が作成
参考URL http://pastebin.com/xk6nnzLr
USBメモリへ作成する方法→http://applech2.com/archives/41393614.html
VirtualBox新規仮想マシン作成
- ターミナル.appから起動、設定変更する事を考慮して名前(N)はには空白(スペース)は使用しない
- メモリーサイズは8GB以上
- 仮想ハードドライブを作成するを選択し[作成]ボタンをクリック
- ファイスサイズは内蔵ハードディスクの空き容量を考慮
- ハードドライブのファイルタイプ=VDI
- 物理ハードドライブにあるストレージ=可変サイズ
- [作成]ボタンをクリック
VirtualBox仮想マシン設定例
<システム / マザーボード>
チップセット:PIIX3・拡張機能:EFIを有効化
<システム / プロセッサー>
プロセッサー数 4以上にすると起動しないときがある
使用率制限は各使用状況により変更
<システム / アクセラレーション>
VT-x/AMD-Vを有効化・ネステッドベージングを有効化 両方にチェック
<ディスプレイ / ビデオ>
ビデオメモリーは最大の128MB
<ストレージ>
属性 CD/DVDドライブ右側のCDアイコンをクリックして表示された選択画面でyosemite_install.dmgを選択
※OSのインストールが終わったらCDアイコンをクリックしてマウントを解除

<ネットワーク>
NATではなくブリッジアダプターを選択し[OK]ボタンをクリック
※ブリッジアダプタにするのはVirtualBoxのGUIを使用せず、画面共有で操作するため
※VirtualBoxではデフォルトでキーボード左側の[command]キーを使用するので、いろいろ混乱してしまう…
VirtualBoxのファイルメニュー「環境設定…」→入力/仮想マシンで「右command」キーへ変更。
ゲストOS “OS X Yosemite”インストール時の注意点
- キーボード配列がUS配列になっている @はShift+2、_はShift+ -
- 英数-かなの切り替えはcommand+スペース
- インストール先のディスクをフォーマットする
“OS X Yosemite”インストール完了後、共有設定
<システム環境設定 / 共有>
コンピュータ名を分かりやす名称に・画面共有にチェックを入れる
次は
「ゲストOS”OS X Yosemite”の画面解像度を変更する」
「VirtualBoxのGUIを使用せず”画面共有”で接続する」
Windows 10日本語プレビュー版をOS X上の仮想環境(VirtualBox VM)にインストールするための作業備忘録